If She Doesn't Smile(It'll Rain)。もしも彼女が微笑まなかったらきっと雨が降るだろう。なんか腐るほどある青春アニメのキャプションみたいなタイトルだが、それがサイモン&ガーファンクルの再来といわれたFantastic Somethingがネオアコ界に金字塔をうちたてた曲のタイトルであります。
Cherry Redからリリースされた7インチのプロモビデオはコンピの"Pillows & Prayers"のドキュメンタリーに収録されていてDVD化もされています。7インチのリリースは1983年となっていて、見ると80年代の前半という時代感が出ていてとてもいい。このバンドはアレックスとコンスタンティンのヴァイス兄弟によるデュオだが動く兄弟を見たのはこのビデオが初めてでした。
この曲はCherry Redからだけどこのリリース後にBlanco Y Negroに移籍をして、1stアルバムを出した関係上、アルバムにはこの"If She Doesn't Smile(It'll Rain)は収録されてないんだよね、それが残念。その代わりといっては何だけどCherry Redの数多のコンピにこれでもかこれでもかと収録されてるんでさびしくは、ない笑。
1stアルバムから16年後、経緯はわからないんだけどSiestaから2ndアルバムが出た。7インチの余韻に引っ張られて1stアルバムを聴いてて、その時でさえちと弱いかなあと感じていたんで忘れた頃にポツンとアルバムが出ても聴くわけもなく、速攻でタンスの肥やしになってしまった記憶がある。アレックスはThe Waving Tree、コンスタンティンはソロとして各々アルバムをリリースしてるけど結局僕は未聴のままだなあ。もっとこう、起爆剤になるような曲があればな…そこがサイモン&ガーファンクルとの違いになるのかな、って贅沢なんだけどね。
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