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2019年1月18日金曜日

The New English

いやあ、実に3年ぶりの更新ですな。みなさんお元気でしたか? 相変わらずネオアコってますか? 僕の方はと言うとすっかり足を洗った感じでここ数年間はろくに音楽も聴いてません。不思議なもんですねえ、昔はあれほど入れ込んでたのに今じゃすっかりですからねえ…。自宅のオーディオもすっかり埃をかぶった状態です。同じジャンルの音を数十年間も好きでい続けるのって難しいものですね、そう考えるとFirestation Recordsのオーナーさんなんかはスゴイと思いますよホント。今も昔も同じジャンルのバンドを発掘、CDリリース!を続けているんだから。昔は便所のうんこにたかるハエだと思ってたCloudberry Recordsも今も精力的にブログで情報発信をしてるのを見るとスゲエなと思います。こないだブログでFirestation Recordsとケンカしてたりと2019年現在も健在です!

翻ってここ日本はどんな状況でしょうか? 「ネオアコ」「ブログ」で検索をかけても生きてるブログはあるのかないのかわからないような状況だし、あっても2010年近辺の音源の紹介だったりして…。個人的にはレイト80'sのネオアコと2010年代に入ってからのネオアコとは、言葉は同じでも意味する所は全然違うと思うのです。というか同列には語れないってことです。そういう意味では僕の思うネオアコ、というものの情報を発信している媒体っていうのは減ってしまったのかなあと思う昨今です。まあ、ね。レイト80'sっつったら約30年前だし、今の20代の若者からすれば生まれる前の音楽ってわけだからね、そりゃしょうがないよね。とはいうものの、最近Queenが再評価著しくて映画も大ヒット、あれってフレディの黄金時代の70年代~80年代のストーリーなんでしょ? ならばこっちのジャンルにも光が当たる可能性もなくはないかも?

で、僕が更新を止めた2019年以降、いわゆる再発CDというのはケッコウ発売されてて、「おいおい、こんなのまで再発かよー」というのもあったりしたんですが僕は一応買うだけ買って、部屋に積んであるという状態がここ数年続いてます。まあ…惰性というやつですね。こんなんじゃいけないんですがいかんせん興味が失くなってしまったものはしょうがない、いつかまた興味が再燃した時のために「とりあえず」押さえておくか―!という感覚です。一番ダメダメな音楽に対する接し方。

そんなこんなでThe New English。最初にちょこっとだけ問題を片付けておくとコンピLP"Expose It"に"New English"という名義で"Wishing"というその手のファンの間では名曲として知られたバンドがいたけど、そのバンドと今回紹介するThe New Englishが同じかどうかはちょっとわからない。で、本題のThe New English。このバンドは後のバンドがJohnny Rasheedといい、このバンドもネオアコファンにはカルトバンドとして知られた人たちですねー。Johnny RasheedはBlueboy/Feverfew/The Rileysのメンバーとも関連があり(確かディストリビュート関連で)、ある意味ネオアコ界のメインな位置にいたような気がします。で、その内このJohnny Rasheedの前身バンドがあったらしい、という噂が漂い始め当時はみんな血眼になって情報を探してたものです、わかったのはソングライターのJohnny Rasheed(※名前がそのまんまバンド名だったッポイ)とギターのShareef Cという2人が中心となって7インチを1枚リリースしたらしい、ということだけ。しかもその情報がネット上のなんだかよくわからない(というか訳す気にならなかった)pdfに記載されてるという状況で、調査はここで終わっていました。

その数年後にいつの間にかyoutubeにバンドが何かのテレビ用に撮影した演奏風景がアップロードされ、久しく忘れてた僕ももう一度気合いを入れて情報収集に励んだものですが毎度お決まりの何も見つかりましぇん状態になり、またしても忘れていくのでありました。その映像を見て女性ドラマーを含むトリオなんだなーということだけわかりました。

そしてさらに時はくだり、つい2~3日前、アマゾンミュージックとかSpotifyにThe New Englishの"London 1987"と題されたアルバムっぽい音源集が売られているじゃーん!ということに気が付きました。誰の仕業か調べるとそこには例のpdfにバンド記事を書いてた人の名前が!ははーんそういうことね、きっと昔からのお友達だかなんだかでつい最近その人が中心となってリリースしたのね、と思われます。そこには例の7インチに収録されていたという2曲や、ライブ音源、未発表(であろう)音源など合計11曲から構成されています。
音は後のJohnny Rasheedに比べれば若干荒々しく、なおかつチープな感じになっていて、「ああ若いねー」と言いたくなるような音で、正直そこまで「うううおおおおおお!!!!!」と叫びたくなるような感動はなかったんですが、それでも10年以上追いかけたテーマ(音源を探すという意味)にケリがついた(聴くことができた)ということでなかなか感慨深いものがありました。

しっかしさあ、The Company She Keepsも同じような形で音源を出したけどこの形だと何の情報もわからないまんまなんだよねー。できればもっと色んなことを知りたいな。

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